heads-up
- Moonlight 1.
0 ports - Florent Thoumie氏の開発したMoonlight 1.
0 port (multimedia/ moonlight) が新しくPorts Collectionに追加されました。まだ作業段階のportであり、 pulseaudioのサポートとFirefox 3のサポートは無効に設定されています。ただしFirefox 3のサポートは近いうちに追加される見通しです。 Moonlight 1.
0はMicrosoft Silverlightに対応するOSS実装版です。1. 0が登場してからかなり短い間にPorts Collectionに追加されました。Moonlight 1. 0はFreeBSDのアプリケーションランドにとって大きな意味をもっています。Adobe SystemsはFreeBSD版のFlash実装を公開していないため、 Linux Flashをエミュレートして使うかWineでWindows Flashを使う必要があります。当然、 Flashをベースとして開発された同社の開発環境や実行環境もネイティブには動作しません。 SilverlightはこうしたAdobeのプロダクトに対するMicrosoftの取り組みのひとつです。それに対応するMoonlight 1.
0がPorts Collectionに追加されたことは、 Flashに変わる実行環境が追加されたという点で注目に値します。Monoのバージョンアップも計画されており、 Florent Thoumie氏が興味を持っている限りこの分野のportの充実が進むことになりそうです。Florent Thoumie氏は最近X. OrgやMonoなどビッグアプリケーションのportを担当し活発に開発を実施しています。
tips
- How to enable DTrace
DTraceを有効にするには、
カーネル設定ファイルにオプションを追加して、 かつ、 コンパイル時にコマンドラインから 「WITH_ CTF=1」 を指定します。ただし 「WITH_ CTF=1」 は次のようにカーネル設定ファイルに書き込んでおくこともできます。 リスト1 カーネル設定ファイルの例 (amd64版)- /sys/ amd64/ conf/ DTRACE include GENERIC ident DTRACE # enable DTrace makeoptions WITH_
CTF=1 options KDTRACE_ FRAME options KDTRACE_ HOOKS リスト2 カーネル設定ファイルの例 (i386版)- /sys/ i386/ conf/ DTRACE include GENERIC ident DTRACE # enable DTrace makeoptions WITH_
CTF=1 options KDTRACE_ HOOKS オプションを有効にしてカーネルを再構築したら、
/boot/ loader. confに次の設定を追加してシステムを再起動します。DTraceを有効にするためのカーネルモジュールがシステム起動時に読み込まれるようになります。 リスト3 /boot/ loader. conf # enable DTrace dtraceall_
load="YES" DTraceが機能しているかどうかはroot権限でdtrace(1)コマンドを実行するとわかります。有効になっていれば次のようにdtrace -lでリストが表示されます。
プロンプト1 DTraceが機能していることを確認する: dtrace(1)コマンド # sudo dtrace -l | head -10 ID PROVIDER MODULE FUNCTION NAME 1 dtrace BEGIN 2 dtrace END 3 dtrace ERROR 4 profile profile-97 5 profile profile-199 6 profile profile-499 7 profile profile-997 8 profile profile-1999 9 profile profile-4001 #