JIRA Service Deskの特長
前編では、
JIRA Service Deskには次のような特長があります。
- わかりやすいインターフェース
わかりやすいメニュー画面が簡単に作れます。JIRAの各項目をユーザにわかりやすい名前で、
説明文とともに表示できます (図1)。 - FAQと連動した問い合わせフォーム
(リアルタイム検索) 入力された文字列でFAQを検索し、
関連するものをユーザに提示することができるため、 問い合わせ件数を減らす効果があります (図2)。 - SLA
解決までの時間やユーザを待たせる時間について、
SLA制限を登録できます (図3)。営業カレンダーや営業時間を設定できますので、 時間は営業日で計算されます (例:24時間 → 1日の営業時間が8時間の場合、 3営業日)。 - 状況の表示
各課題の状況を、
緑はOK、 赤はNGといったようにSLAと比較して表示します (図4)。 - レポーティング
SLAの達成状況をグラフで確認できます
(図5)。 - JIRA製品との統合
JIRA Service Deskは、
ビジネスプロセス、 課題管理、 プロジェクト管理、 バグトラッキングとして多く利用されているJIRAの基本機能を利用できます。JIRAの機能やアドオンと組み合わせることで、 アカウント管理、 チャット、 ナレッジ共有、 ストレージ、 文書管理などと連携できます。APIも公開されており、 アトラシアン製品以外との連携も可能です。 - 導入しやすいライセンス形態
JIRA Service Deskのライセンスは、
問い合わせの窓口であるエージェントのみが課金対象となります (図6)。したがって、 全アカウント数分の契約が必要なソフトウェアや、 ユーザ数無制限であってもサポート費用が高いソフトウェアと比べて低コストで導入できます。
![図1 わかりやすい項目名と説明文を表示 図1 わかりやすい項目名と説明文を表示](/assets/images/dev/serial/01/project_manager_tool/0014/thumb/TH800_001.png)
![図2 関連するFAQをリアルタイム検索 図2 関連するFAQをリアルタイム検索](/assets/images/dev/serial/01/project_manager_tool/0014/thumb/TH800_002.png)
![図3 課題解決までのSLA制限登録 図3 課題解決までのSLA制限登録](/assets/images/dev/serial/01/project_manager_tool/0014/thumb/TH800_003.png)
![図4 各課題の状況をSLAと比較して表示 図4 各課題の状況をSLAと比較して表示](/assets/images/dev/serial/01/project_manager_tool/0014/thumb/TH800_004.png)
![図5 SLAの達成状況を示すグラフ 図5 SLAの達成状況を示すグラフ](/assets/images/dev/serial/01/project_manager_tool/0014/thumb/TH800_005.png)
![図6 課金対象となるのはエージェントのみ 図6 課金対象となるのはエージェントのみ](/assets/images/dev/serial/01/project_manager_tool/0014/thumb/TH800_006.png)
航空業界でも活用されるJIRA
JIRAを構成管理システムとして活用している事例として、
このシステムでは、
- 他社製品からJIRAへの移行でライセンスコストが約10分の1になった
- 誰が、
いつ、 何を変更したかという履歴管理 (トラッキング) ができるようになった - 利用者からの操作に関する問い合わせが少なく、
スムーズに導入できた
このほかにも大手SNS企業のヘルプデスクなど多くの導入事例があります。
IT業務、ソフトウェア開発の統合業務基盤として
JIRA Service Deskを含むJIRA製品はDevOps
異なるカルチャーを持つ
たとえば、
今後、
日本だけでなく、
アジア圏でもアトラシアン製品販売のトップエキスパートであるリックソフトのWebサイトでは、 各アトラシアン製品の体験版を提供しているほか、 アトラシアン製品専用のコミュニティも運営しています。まずはアクセスしてみては!
- リックソフトJIRAデモ環境
- https://
www. ricksoft. jp/ demo/