改訂第4版 PC UNIXユーザのための PostgreSQL 完全攻略ガイド
2004年6月28日紙版発売
石井達夫 著
B5変形判/416ページ/CD1枚
定価3,608円(本体3,280円+税10%)
ISBN 4-7741-2056-1
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書籍の概要
この本の概要
もはやただのオープンソースとは言えない浸透度を誇る最強フリーDB・PostgreSQL。本書は国内随一のPostgreSQLオーソリティ・石井達夫氏による「シーラカンス本」待望の第4版です。概要,インストール,環境設定,基本的な構文,内部構造,アプリケーション作例に加え,本版では運用管理やセキュリティにより多くのページを割いています。これからPostgreSQLの導入を考えている方はもちろん,すでに使い込んでいるユーザにも自信を持ってお勧めできる1冊です。
こんな方におすすめ
- データベース管理者
- Webアプリプログラマ
- 商用DBからの乗り換えを検討中の方
目次
Chapter1 Introduction〜PostgreSQLの世界へようこそ
- 1.1PostgreSQLとは
- 1.1.1 .データベースとは
- 1.1.2 .オープンソースデータベースPostgreSQL
- 1.2PostgreSQLの歴史
- 1.2.1 .Ingres
- 1.2.2 .postgres
- 1.2.3 .postgresの終焉
- 1.2.4 .postgres95
- 1.2.5 .PostgreSQLの誕生
- 1.2.6 .日本語対応と国際化
- 1.2.7 .PostgreSQLクロニクル
- 1.3PostgreSQLの特徴
- 1.3.1 .SQLのサポート
- 1.3.2 .無償利用&ソースコードの公開
- 1.3.3 .数多くのプラットフォームで稼動
- 1.3.4 .多彩なプログラミングインターフェイスをサポート
- 1.3.5 .クライアント/サーバアーキテクチャ
- 1.3.6 .日本語化&国際化対応(マルチバイトサポート)
- 1.3.7 .ユーザ定義関数
- 1.3.8 .ユーザ定義データ型
- 1.3.9 .リレーショナルデータモデルを超えるオブジェクト指向機能
- 1.3.10 .PostgreSQLが扱うことのできる各種上限値
Chapter2 Instrallation〜PostgreSQLをセットアップしよう
- 2.1インストールの前に
- 2.1.1 .ドキュメント
- 2.2インストールのための準備
- 2.2.1 .ソースの入手方法
- 2.2.2 .必要なツール類
- 2.3コンパイルとインストール
- 2.3.1 .必要なディスク容量
- 2.3.2 .インストールのステップ
- 2.3.3 .専用アカウント作成などの準備
- 2.3.4 .ソースの展開
- 2.3.5 .いよいよコンパイル
- 2.4環境設定
- 2.4.1 .コマンドサーチパス
- 2.4.2 .環境変数
- 2.5初期設定
- 2.5.1 .データベースの初期化
- 2.5.2 .postmasterの起動
- 2.5.3 .postmasterの終了
- 2.5.4 .regression test
- 2.5.4 .postmasterの自動起動
- 2.6ユーザ登録&ユーザDB作成
- 2.6.1 .ユーザ登録
- 2.6.2 .データベースの作成
- 2.7基本的な使い方
- 2.7.1 .psql
- 2.7.2 .テーブルの作成
- 2.7.3 .データ登録
- 2.7.4 .データの表示
- 2.7.5 .UPDATE
- 2.7.6 .DELETE
- 2.7.7 .DROP TABLE
- 2.7.8 .COPY
- 2.7.9 .psqlのヘルプ機能
- 2.7.10 .バックスラッシュコマンド
- 2.7.11 psqlの起動オプション
Chapter3 Learning PostgreSQL〜PostgreSQLをより深く知る
- 3.1PostgreSQLのプロセス&モジュール構造
- 3.1.1 .PostgreSQLを構成するプロセス
- 3.1.2 .PostgreSQLのモジュール構造
- 3.1.3 .PostgreSQLのデータ構造
- 3.2PostgreSQLのソースツリー
- 3.3PostgreSQLの問い合わせ言語
- 3.4PostgreSQLの問い合わせ言語
- 3.4.1 .概要
- 3.4.2 .数値データ型
- 3.4.3 .文字列データ型
- 3.4.4 .日付データ型
- 3.4.5 .バイナリデータ型
- 3.4.6 .その他のデータ
- 3.4.7 .その他の関数
- 3.4.8 .配列
- 3.4.9 .ラージオブジェクト
- 3.5PostgreSQLの問い合わせ言語
- 3.5.1 .スキーマ
- 3.5.2 .制約
- 3.5.3 .デフォルト値
- 3.5.4 .シーケンスとシリアル型
- 3.5.5 .ドメイン
- 3.5.6 .一時テーブル
- 3.5.7 .CREATE TABLE AS
- 3.5.8 .ALTER TABLE
- 3.6PostgreSQLの問い合わせ言語
- 3.6.1 .ビュー
- 3.6.2 .ビューの有用性
- 3.6.3 .PostgreSQLのビューの制限
- 3.6.4 .ルール
- 3.6.5 .更新可能なビュー
- 3.6.6 .ルールの利用性
- 3.6.7 .ルールとトリガ
- 3.7PostgreSQLの問い合わせ言語
- 3.7.1 .相関名
- 3.7.2 .DISTINCT
- 3.7.3 .SELECT ...INFO
- 3.7.4 .GROUP BYとHAVING
- 3.7.5 .ORDER BY
- 3.7.6 .CASE
- 3.7.7 .NULLIF
- 3.7.8 .COALESCE
- 3.7.9 .行値コンストラクタ
- 3.7.10 .サブクエリー
- 3.7.11 .ALL/ANY/SOME
- 3.7.12 .UNION
- 3.7.13 .INTERSECT/EXCEPT
- 3.7.14 .結合(JOIN)
- 3.7.15 .カーソル
- 3.7.16 .PREPAREとEXECUTE
- 3.8PostgreSQLの問い合わせ言語
- 3.8.1 .はじめに
- 3.8.2 .CREATE FUNCTION
- 3.8.3 .SQL関数
- 3.8.4 .PL/pgSQL関数
- 3.9PostgreSQLの問い合わせ言語
- 3.9.1 .インデックスとは
- 3.9.2 .CREATE INDEX/DROP INDEX文
- 3.9.3 .VACUUM
- 3.9.4 .関数インデックス
- 3.9.5 .式インデックス
- 3.9.6 .複合インデックス
- 3.9.7 .部分インデックス
- 3.9.8 .インデックスと CLUSTERコマンド
- 3.10 PostgreSQLの問い合わせ言語
- 3.10.1 .トリガの定義
- 3.10.2 .トリガ用関数の定義
- 3.11PostgreSQLの問い合わせ言語
- 3.11.1 .トランザクションとは
- 3.11.2 .トランザクションの開始/終了
- 3.11.3 .トランザクションの特性
- 3.11.4 .トランザクションの利用例
- 3.11.5 .トランザクションの分離レベル
- 3.11.6 .MVCC
- 3.11.7 .トランザクションの同時実行制御
- 3.11.8 .ロックモード
- 3.11.9 .デッドロック
- 3.11.10 .一時テーブルとトランザクション
- 3.12PostgreSQLの問い合わせ言語
- 3.12.1 .外部キー
- 3.12.2 .参照整合性制約
- 3.12.3 .参照操作
- 3.12.4 .NULLの扱いとMATCHオプション
- 3.12.5 .参照整合性チェックの遅延
- 3.12.6 .参照整合性制約の追加/削除
- 3.12.7 .まとめ
- 3.13PostgreSQLの問い合わせ言語
- 3.13.1 .インフォメーションスキマーとは
- 3.13.2 .PostgreSQLにおけるインフォメーションスキマー
- 3.13.3 .インフォメーションスキマーで使われるデータ型
- 3.13.4 .インフォメーションスキマーの構成要素
- 4.1アプリケーション作成の前に
- 4.1.1 .アプリケーションの概要
- 4.1.2 .テーブル定義について
- 4.1.3 .データのPostgreSQLへの取り込み
- 4.1.4 .名詞管理アプリケーションの使い方
- 4.1.5 .注意事項
- 4.2PHPインターフェイスを使って
- 4.2.1 .PHPとは
- 4.2.2 .PEARとは
- 4.2.3 .Smartyとは
- 4.2.4 .PHPなどの導入
- 4.2.5 .アプリケーションの導入
- 4.2.6 .アプリケーションの起動
- 4.2.7 .ソースコードの解説
- 4.2.8 .ドキュメントについて
- 4.3Perlインターフェースを使って
- 4.3.1 .PostgreSQLとPerl
- 4.3.2 .DBD-Pgとは
- 4.3.3 .DBIとDBD-Pgの導入
- 4.3.4 .CGIとTemplate
- 4.3.5 .アプリケーションの導入
- 4.3.6 .アプリケーションの起動
- 4.3.7 .ソースコードの解説
- 4.3.8 .ドキュメントについて
- 5.1PostgreSQLの管理とは
- 5.2セキュリティ管理
- 5.2.1 .pg_hba.conf
- 5.2.2 .ユーザ単位の認証
- 5.2.3 .GRANTによるアクセス権限の付与
- 5.2.4 .REVOKEによるアクセス権限の剥奪
- 5.2.5 .アクセス権限の確認
- 5.2.6 .SSLによる通信経路の暗号化
- 5.3ログ管理
- 5.3.1 .syslogの設定
- 5.3.2 .postgresql.confの設定
- 5.3.3 .syslog以外へのログの取得
- 5.4バックアップとリストア
- 5.4.1 .データベースのバックアップ
- 5.4.2 .バックアップの方法
- 5.4.3 .バックアップの実際〜pg_dumpとpg_dumppall
- 5.5VACUUM
- 5.5.1 .VACUUMによる不要領域の再利用
- 5.5.2 .トランザクションカウンタのオーバフローへの対処
- 5.5.3 .VACUUM FULL
- 5.6パフォーマンスチューニング
- 5.6.1 .メモリ資源
- 5.6.2 .大規模ユーザ数への対応
- 5.6.3 .WAL
- 5.6.4 .EXPLAINコマンドを理解する
- 5.6.5 .VACUUMによる統計情報の更新
- 5.6.6 .クエリの書き方における注意事項
- 5.6.7 .SMPの効果
- 5.7データベース監視
- 5.7.1 .統計情報収集器
- 5.7.2 .ロックの監視
- 5.8レプリケーションの利用
- 5.8.1 .pgpoolの仕組み
- 5.8.2 .縮退運転
- 5.8.3 .コネクションプール
- 5.8.4 .pgpoolのインストール
- 5.8.5 .pgpoolの設定
- 5.8.6 .pgpoolの起動
- 5.8.7 .pgpoolの利用
- 5.8.8 .pgpoolの状態確認
- 5.8.9 .pgpoolの利用上の注意
- 5.8.10 .オーバーヘッド
- 5.8.11 .他のレプリケーションソフト
Chapter4 Making Applications〜PostgreSQLアプリケーションを作成する
Chapter5 Managing PostgreSQL〜PostgreSQLの管理
Appendix App.1 参考文献 App.2 付属CD-ROMについて
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