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最後まで人間に残される作業とは? 生成AIをスライド作成に活かすための基本(第2回)
2025年2月20日
PowerPoint, パワーポイント, パワポ, 資料作成, 資料, プレゼン, プレゼン資料, 生成AI, AI, ChatGPT, Copilot, 表, グラフ, 図解, 箇条書き, ストーリー, 資料配布
1月24日に開催された
イベントレポート第2回となる今回は,
マトリックスの形で出力する方法
Chat GPTの力を借りてスライドの中身を考えたり,
ただ,
そこで,
情報収集して整理するときに,
あなたは,
初心者にChat GPTの弱点について理解してもらうために,
特に重要な部分を太字で指摘してください。
冒頭に要約の文章を入れてください。

こんな感じで,
実際にプロンプトを入れてみると,

行の見出しも制約条件のところで指定した通り,
出力した表をスライドに落とし込むには
この出力結果を,
実はやり方が2つありまして,
上記の表をExcelファイル形式で出力してください。
と入れます。少し時間はかかるかもしれませんが,

これをPowerPointに貼り付けて,
最終的に,

実はこの本を書いた後に,
上記の表をPowerPointファイル形式で出力して
と入れると,

今回はちょっとエラーが出てしまいましたが,
抜けていた列を追加して,

「図形で出力」がいちばん速い?
他にもおすすめしたいやり方が,
実は表形式は,
どういうものをつくるかというと,

これは図形で出力したものをベースに作りました。私はマトリックス型と呼んでますが,
実はこの形式もChat GPTで出せるようになっていまして,
先ほどまでの流れに続けて,上記の表をPowerPointファイル形式で出力して。PowerPointの表形式ではなく,
と書いてみます。今回も最初の列が抜けるなど多少エラーは出ていますが,

文字の色など微調整する必要はあったりしますが,

プレゼンを作った後にも使える
ここまで見てきたように,
ただ,
他にも,
かなり怪しい回答が出ることもあるので,
プレゼンにまつわる様々な場面で,

生成AI時代の資料作成で求められるスキルについて解説した,
(つづく)
- プロフィール
松上純一郎(まつがみじゅんいちろう)
同志社大学 文学部卒業,神戸大学大学院修了,英国University of East Anglia修士課程修了。
米国戦略コンサルティングファームのモニターグループ(現モニターデロイト)で,外資系製薬企業のマーケティング・営業戦略,外国政府の依頼によるツアリズムのマーケティング戦略,外資系医療機器メーカーの主要管理指標(KPI)策定,国内企業の海外進出戦略の策定に従事した。
その後,NGOに転じ,アライアンス・フォーラム財団にて日本企業の新興国進出支援プロジェクト(バングラデシュやザンビアでのソーラーパネルプロジェクト,栄養食品開発プロジェクト等)や営業改善プロジェクトを統括する。
現在は株式会社Rubatoの代表取締役を務める。Rubatoにて企業に対しての経営コンサルティングを提供する一方で,提案を伝え,人を動かす技術を多くの人に広めたいという想いで,2010年より資料作成講座を開始。毎回キャンセル待ちが出る人気講座となった。現在は企業向け人材育成サービスや個人向けビジネススキルトレーニングに事業を拡大し,ビジネスパーソンに必要なスキルの普及と啓蒙に努めている。
2025年1月,累計5万部突破のロングセラーを6年ぶりにリニューアルした『PowerPoint資料作成 プロフェッショナルの大原則 【生成AI対応版】』を上梓。他にも著書に『ドリルで学ぶ!人を動かす資料の作り方』(日本経済新聞出版社),監修作に『この1冊で伝わる資料を作る! PowerPoint 暗黙のルール』(マイナビ出版)がある。
記事中で紹介した書籍
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PowerPoint資料作成 プロフェッショナルの大原則【生成AI対応版】
累計5万部。資料作成本のロングセラーが大幅改訂! ①生成AIの活用 ②リモートワークでの資料活用 ③最新の資料トレンド 資料作成の「正解」が...